日本ミツバチは在来種であり、長年にわたり日本の生態系の一員として重要な役割を果たしてきました。例えば、花粉を運ぶ「花粉媒介」の働きにより、多くの植物の受粉を助けています。このことで野菜や植物の種子生産を促進し、生物多様性の維持に貢献しています。
ところが日本ミツバチは、環境省のレッドリスト(絶滅危惧種)に準絶滅危惧種として指定されており、各地で保護活動が行われている状況です。
そこで、養蜂を通じて個体数を増やし、生息域を広げることで、この希少な在来種の保護と農業支援につなげたいと考えました。
農作物の約3分の1は、ミツバチによる送粉に依存していると言われています。そして、養蜂はオーガニック農業と相性が良いとされています。
なぜなら、繊細な日本ミツバチは農薬に弱いため、農薬を使わない農園では比較的生存しやすい環境が維持できるからです。また、ミツバチの送粉が、農作物の収穫量増加を助け、これにより、化学農薬に頼らない持続可能な農業が可能になります。
つまり、日本ミツバチの飼育がオーガニック農家の支援にもつながるというわけです。持続可能なオーガニック農業の実現に、日本ミツバチは不可欠な存在と言えます。
古くから「自然の甘い贈り物」として愛されてきた蜂蜜ですが、その魅力は単なる甘さだけではありません。蜂蜜には私たちの健康に欠かせない様々な栄養素が凝縮されているのです。
蜂蜜の主な成分は果糖とブドウ糖ですが、これらは体内で素早くエネルギーに変換されるため、疲労回復や集中力アップに効果的です。さらに、ビタミンB群、ビタミンC、そして鉄分やカルシウムなどのミネラルも含まれており、バランスの取れた栄養源となっています。
特に注目したいのは、蜂蜜に含まれる豊富な抗酸化物質です。フラボノイドやポリフェノールなどの抗酸化物質は、体内の有害な活性酸素を中和し、細胞の損傷を防ぐ働きがあります。つまり、蜂蜜は老化防止や免疫力強化に最適と言えます。
また、抗菌作用もあり、喉の痛みや咳の緩和にも効果があるとされ、特に就寝前の温かい飲み物に加えると良いでしょう。あるいはスプーン1杯の蜂蜜をそのまま口の中でゆっくり味わいつつ喉を潤すのもおすすめです。
さらに、蜂蜜に含まれる酵素は消化を助け、胃腸の調子を整えるのにも役立ちます。また、蜂蜜の複雑な糖質構造は、砂糖と比べて血糖値の急激な上昇を抑える効果があると言われています。
甘味といえば砂糖ですが、小さじ1杯あたりのカロリーを比較すると、蜂蜜が約23kcalなのに対し、砂糖は約35kcalです。一見わずかな差に思えますが、蜂蜜の方が甘味が強いため、少量で同等の甘さを得られ、実際の使用量では、より大きなカロリー差となるのです。
このように、蜂蜜は単なる調味料以上の価値があります。砂糖の代わりに蜂蜜を使うことで、カロリー摂取を抑えながら、より多くの栄養素を摂取でき、同時に健康的な甘味を楽しむことができるのです。日々の食生活に取り入れることで、美味しく、そして健康的に栄養を補給できる、まさに自然からの贈り物なのです。
ひとつの蜜源から採蜜する西洋ミツバチに比べ、日本ミツバチは複数の種類の花から蜜を集める習性があります。多くの場所で様々な植物に受粉するため、日本ミツバチは植物の多様性を育むカギと言えます。また、生物の多様性にも影響を与える大切な役割を担っているのです。
上記の通り、日本ミツバチは多種多様な花から蜜を集めます。そのため、日本ミツバチの蜂蜜を百花蜜とも呼びます。蜜蜂は半径1〜2kmの範囲を飛び回り、開花時期の異なる様々な植物から蜜を集めるため、百花蜜には四季折々の多種多様な花の香りと風味が凝縮されているのです。単一の花から採蜜する西洋ミツバチのはちみつよりも、風味が複雑で深みのある香りとコクのある甘味が味わえます。
上記の通り、日本ミツバチは多種多様な花から蜜を集めます。そのため、日本ミツバチの蜂蜜を百花蜜とも呼びます。蜜蜂は半径1〜2kmの範囲を飛び回り、開花時期の異なる様々な植物から蜜を集めるため、百花蜜には四季折々の多種多様な花の香りと風味が凝縮されているのです。
日本ミツバチの蜂蜜は、栄養価が高いという特徴があります。日本ミツバチは「古式養蜂」という方法で蜂蜜が生産されており、
蜜の収穫時には機械を使わず、全て手作業で濾します。
時間をかけて蜜を垂らしていき、目視でも不純物が入ることを防ぎます。こうして、純
度100%、非加熱、非加糖の生蜂蜜を作ることが出来るのです。
熱に弱いビタミン類や酵素などハチミツならではの栄養素が失われることなく、本来の栄養素を効率よく摂取できるという特徴があります。
エフプラス株式会社
〒272-0034 千葉県市川市市川4丁目7−5TEL 047-700-5374